いつなんどきも希望であろう*

33歳・東京在住・共働き * 生活のこと / 旅の記録 / 思ったこと・感じたこと / ある30代女子の日々の記録 

言葉の力

言葉の力を改めて感じる出来事が昨日あった。

 

新卒の1・2年生と話していた時に、別々のメンバーから、「内定式の時の言葉が」「リクルーター面談の時の言葉が」「3ヶ月前のミーティングで言ってた言葉が」、とても印象に残っている、と言われたのだ。嬉しかったのは、それが彼女たちの支えや励みになっていた、ということ。言った本人の私は、そんなことを言ったなんてすっかり忘れていたのだけど。

 

そして、私が言った言葉の中には、私が新卒時代、つまり約10年前に先輩に言っていただいてずっと大切に覚えていた言葉もあって、こうやって、人から人、世代から世代へと、バトンがつながっていくのだなあとあったかくなった。

 

何年たっても。言った本人は言ったことをもうすっかり忘れてしまっていても。それでも受け取った側の中でその言葉はずっと生き続けていて、ふとした瞬間にその人の、希望になったりしている。言葉の力って、すごい。影響力も、生命力も。私も、ふとした場面で思い出す大切な言葉をたくさんもらってきた。

 

でも当然のことながら、いい言葉・嬉しい言葉だけじゃなく、言われて傷ついた言葉も、ずっと生き続ける。

 

だから、自分が発する言葉にちゃんと責任を持たなきゃ、と思うし、とはいえ一言一句、常に意識を持って意図して発することなんて無理だけど、

 

でも、自分の発する言葉が、願わくば1つでも多く、誰かにとって希望になりうるものであるように、心を込めて発する気持ちを持っていたい。